
ゴムコードの交換方法 002 右足から左右寛骨(骨盤)の骨格モデル
骨盤と大腿骨との接続
径1.5mmのゴムコードと留め金具となるU字型のアルミワイヤー(このページ最下部に説明がございます)を用意します。
骨盤には5つの通し穴があります。(A~E) また大腿骨上部に1つの通し穴(S)と2つの金色のヒートン(H1・H2)が配置されています。
径1.5mmのゴムコードを緩い状態で一通り通します。
S⇒A⇒ 骨盤の大きな穴より外側に回して B(外→内)⇒H1⇒C(外→内)⇒D(内→外)⇒H2⇒E(内→外)。
(内と外は骨盤のクレーター状の部分の内側外側の意味です)
S部分のコードの端をU字型のアルミワイヤーに挟み込みペンチで締めます。(魚肉ソーセージの留め金の要領です)
通した順にコードの弛みをとります。多少引っ張った状態が良いです。
※一度に弛みをとろうとするとうまくいきません。
Eの外側まで弛みがとれましたらこの部分でコードの端をU字型のアルミワイヤーに挟み込みペンチで締めます。
以上です。


くるぶし部分のの接続
下肢脛骨内実にあります上下2つの穴(写真の右側)を終始点として、径1.5mmのゴムコードを緩い状態で一通り通します。
通した順にコードの弛みをとります。多少引っ張った状態が良いです。
終始点を結びます。(一度結び、それを手前に引いた状態で再度結びますと固く固定されます)

大腿骨と脛骨の接続
大腿骨Eの穴と下肢脛骨Dの穴を径1.5mmのゴムコードを多少引っ張った状態で通し背面で結びます。
大腿骨Fの穴と下肢脛骨Gの穴を径1.5mmのゴムコードを多少引っ張った状態で通し背面で結びます。
(結び目は、一度結び、それを手前に引いた状態で再度結びますと固く固定されます)


膝蓋骨(ひざの皿)を通したゴムコードを大腿骨Aの穴とBの穴を通し背面で結びます。
膝蓋骨(ひざの皿)の最下部のゴムコードに10cm程度のゴムコードを結び、
Cの穴と大腿骨と脛骨との隙間を通して背面で結びます。

膝の屈曲をすると膝蓋骨(ひざの皿)が下へと引っ張られていることが確認できます。

恥骨結合部分・尾骨と左右寛骨の接続
左右の寛骨の前面にある恥骨結合部分は径1.5mmのゴムコードを通しで結びます。
左右の寛骨と尾骨には2つの穴があります。径1.5mmのゴムコード
または1.0mm 程度のナイロン線(釣り糸)を通し末端を結びます。(2015/07/01より仕様変更)
(結び目は、一度結び、それを手前に引いた状態で再度結びますと固く固定されます)


ゴムコード・アルミワイヤー等について
関節部の接続に使いますゴムコードとアルミワイヤーです。
アルミワイヤーを短くU字型にしてゴムコードをペンチで挟み込むことにより強く固定することができます。
(魚肉ソーセージの留め金と同じ要領です)
小さな穴にゴムコードを通しにくい場合、先端だけをペンチで強く引っ張ることによって細く変形させ
小さな穴を通しやすくできます。
ポリエチレン100% 透明ゴムコード 径1.5mm と 径2.0mm
手芸店で ブレスレットゴム のびるテグス、エラスティックコード等の名称でも販売されています。
2014/09現在、Amazonで入手可能な「金天馬 透明ゴム クリア (川村製紐)」を使用しています
留め具 アルミ平ワイヤーもしくは径1.5mmアルミワイヤー
U字に曲げたアルミワイヤーにゴムコードをペンチを使って挟み込んでいます
(魚肉ソーセージの留め金の要領です)ホームセンターや園芸店で入手できます。
ナイロン線(釣り糸)径1.0mm程度のもの Amazonでは 「ナイロン線」で見つける事ができます。
釣り糸の場合、号数は 30 号 0.91 mm から 50 号 1.170 mm 程度です。
尾骨と左右寛骨の接続に使います。


