
ゴムコードの交換方法 002 右足から左右寛骨(骨盤)の骨格モデル
ゴムコードについて
ポリエチレン100% 透明ゴムコード 径1.5mm または径2.0mm
手芸店で ブレスレットゴム のびるテグス、エラスティックコード等の名称でも販売されています。
2016/06現在、Amazonで入手可能な「金天馬 透明ゴム クリア (川村製紐)」を使用しています
穴に通しにくい場合にはゴムコードの先端だけを強く引っ張って先端を切ると先端のみ細く通しやすくなります。
骨盤と大腿骨との接続
径1.5mmまたは径2.0mmのゴムコードを30cm用意します。
骨盤には4つの通し穴があります。(A~D) また大腿骨上部に2つの通し穴(EFとGH)が配置されています。
ゴムコードを緩い状態で一通り通します。
A(外→内)⇒ B(内→外)⇒ B(内→外)⇒E⇒F ⇒C(外→内)⇒D(内→外)⇒G⇒H。
(内と外は骨盤のクレーター状の部分の内側外側の意味です)
このとき、内側のABとCDに平行にゴムコードが並びますが、これがクッションとなってスムースな動きが生まれます。
ひととおりAからHまでゆるい状態で通しましたら、通した順に緩みを取って一度結びます。
通した順にコードの弛みをとります。若干、引っ張った状態が良いです。
※一度に弛みをとろうとするとうまくいきません。
緩みがなくなったらあと2回ほど結んで固定します。この際、少し手前に引きながら結ぶと固く結べます。
余分なゴムコードを切ったら終了です。


くるぶし部分のの接続
下肢脛骨内実にあります上下2つの穴(写真の右側)を終始点として、径1.5mmのゴムコードを緩い状態で一通り通します。
通した順にコードの弛みをとります。多少引っ張った状態が良いです。
終始点を結びます。(一度結び、それを手前に引いた状態で再度結びますと固く固定されます)

大腿骨と脛骨の接続
大腿骨Eの穴と下肢脛骨Dの穴を径1.5mmのゴムコードを多少引っ張った状態で通し背面で結びます。
大腿骨Fの穴と下肢脛骨Gの穴を径1.5mmのゴムコードを多少引っ張った状態で通し背面で結びます。
(結び目は、一度結び、それを手前に引いた状態で再度結びますと固く固定されます)

径1.5mmのゴムコードを大腿骨Aの穴から通し背面よりBの穴に出します。

Aの穴から出ているゴムコードに膝蓋骨(ひざの皿)を通し膝蓋骨の下の位置でBの穴から出ているゴムコードと2回ほど結び固定します。

結び終わったどちらか片方のゴムコードをCの穴から背面に、もう片方を大腿骨と脛骨の隙間から背面に通し、Cの穴の位置で多少引っ張った状態で結びます。

膝の屈曲をすると膝蓋骨(ひざの皿)が下へと引っ張られていることが確認できます。
